文書は構造化すれば分かりやすくなる-2-

2011/6/20 月曜日 – 9:47:11

文書の書き方のちょっとしたコツの紹介です。

自分史を書くということは、長い文章を作成することです。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか?
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。

事実と意見を区別し、階層化する。

「事実と意見を分けて書く」と言うのは、小論文の記述の基本の1つです。
小論文を読解するときも、「事実と意見を意識して読む」と言うのが基本です。

これが曖昧になると難解な文章になります。
逆な言い方をすれば、自分の都合の良いように論理展開をしたい場合は、事実と意見をごっちゃにすればよいとも言えます。

この事実と意見は、構造化された文書では、明確に階層化されています。
なぜなら。

意見(仮説)から事実を導くのは演繹法。
事実から、意見(理論)を導くのが帰納法です。
これらは上下の階層構造を持つのです。


チョイ上の自分史 わたし本 を作ろう!

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