易学ガイド
2011/6/14 火曜日 – 11:35:56
書名:易学ガイド
著者:塘耕次(つつみ こうじ)
自分史を書くうえで、市販の書籍は参考になります。
市販の書籍は、プロの作家がプロの編集者と二人三脚で出版した本ですから、自分史作成の基本要素である、テーマ・題材・構成・文章表現、いずれも自分史を実際に書くときのお手本になるに違いありません。
自分の知識と経験を綴るカタチの自分史を書くときも参考文献は必要です。
ここではわたしが読んだ本を感想文のカタチで紹介します。自分史を書く際の参考情報になれば幸いです。
易学に興味があって、ちょっと本格的に占いができるようになりたいと思い立った初心者向けに書かれた本だ。
なぜなら、ぼくがその初心者であり、読み終えて、かなり満足したからだ。
占いには、さまざまな解釈が必要になるのだけれど、だから占い師の力量が問われるのだけれど、易というモノは、このような理論体系の基に占っていくのだという、そのアウトラインが分かる。
この本を手元に置いたからといって、占いができるわけではない。なぜなら64卦の解説でなく、12卦しか解説していないからだ。
それでも満足できるのは、易の占い方が分かってくるからだ。
したがって、このあと、個々の卦の身方について学んでいけば、易者になれるというわけだ。
つまり、明日の希望が見えてくる本なのだ。