「江戸っ子」事典
2011/6/1 水曜日 – 17:59:20
書名:「江戸っ子」事典
著者:歴史研究会
自分史を書くうえで、市販の書籍は参考になります。
市販の書籍は、プロの作家がプロの編集者と二人三脚で出版した本ですから、自分史作成の基本要素である、テーマ・題材・構成・文章表現、いずれも自分史を実際に書くときのお手本になるに違いありません。
自分の知識と経験を綴るカタチの自分史を書くときも参考文献は必要です。
ここではわたしが読んだ本を感想文のカタチで紹介します。自分史を書く際の参考情報になれば幸いです。
安易に昔は良かったというのはしょぼいことだと思うが、江戸時代に江戸で暮らす庶民がうらやましい。
現代のような福祉制度もないのに、今日を楽しく生きているようだ。
年金制度が崩壊すると、老若男女が不安になっているが、そもそもがないモノだと思えば 江戸時代の人のように今を楽しめるのだろうか。
究極のようなリサイクル社会。制限の多い娯楽。辛いことや厳しい現実もあったはずなのに、憧れを感じる。
といっても、よく考えたら、辛いことや厳しいを記述するのではない本を読んでいるのだから当たり前なのだけれど。
時代小説好きなら、先に読んでおくと楽しくなる本に違いない。
それにしても上水は結局井戸にくみ置きだったとは!