故事成語:人口に膾炙する
2011/5/8 日曜日 – 10:44:35故事成語の紹介です。
人口に膾炙する
自分史を書くということは、長い文章を作成することです。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか?
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。
この言葉は、ちょっと堅い論調の文章でよく目にする表現です。
膾とはなますのことです。
「羮に懲りて膾を吹く」と言いますね。
お刺身のことという人もいれば、酢の物という人もいます。
両方を合体させれば、シメサバでしょうか。好物です。
炙とは「あぶる」という感じです。焼き肉のことです。魚でもいいのかな。
煮魚より焼き魚のほうが好きです。煮豚より焼き豚のほうが好きです。
というわけで、どちらもおごちそうですね。そしてよく食べられるものですね。
好んで求められるモノと言うことで、人口に膾炙するとは、好んでみんなに求められるという意味です。
かたっ苦しい表現ですが、みんなに愛されているという意味だったんですね。