故事成語:食指動く
2011/3/28 月曜日 – 9:41:26故事成語の紹介です。
食指動く
自分史を書くということは、長い文章を作成することです。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか?
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。
日常会話には出てきませんが、小説やノンフィクションにはちらほら使われますね。
食指とは人差し指です。だったら「人差し指動く」で良いんじゃないかと思いますが、それでは語呂が悪い。
語呂が悪いというのは、言葉が普及するかどうかの重要な要素なのです。
その昔、鄭という国の公子宋という人は、自分の人差し指が動くのは、おご馳走にありつける前兆だと言ったそうです。
何でそんなことを言い出すのかは謎です。
なお、現代では、食欲が湧くという意味ではほとんど使われません。
何かを欲しがるときに使われます。