できる人の書き方 嫌われる人の悪文

2008/9/11 木曜日 – 14:55:19


書名:できる人の書き方 嫌われる人の悪文
著者:樋口裕一

自分史を作成するうえで、市販の書籍は参考になります。
市販の書籍は、プロの作家がプロの編集者と二人三脚で出版した本ですから、自分史作成の基本要素である、テーマ・題材・構成・文章表現、いずれも自分史を実際に作成するときのお手本になるに違いありません。
自分の知識と経験を綴るカタチの自分史を作成するときも参考文献は必要です。
ここではわたしが読んだ本を感想文のカタチで紹介します。自分史を作成する際の参考情報になれば幸いです。

文章読本には珍しく、何を書くかが大事だと力説している。
「論理が大事なのだ」とのことなのだ。

どうやらこの樋口さんという人は気むずかしい性格のようだ。
樋口さんに限らず、文章読本を書く人は理屈っぽい人が多い。
重箱の隅をつつかなければならないので、そうなってしまうのだろうか?

自動車学校の教官をすると性格が悪くなると思っていたが、文章読本を書く人も同じ境遇なのだろうか?

さらに「音楽には論理性があり、音楽を聴くことで文章が書けるようになるらしい」
そんなことはないだろうと思う。

ただ、この樋口さん、実にわかりやすい勝負を読者に挑んでいる。
悪文を例示し、それをリライトして見せている。
自分の教える内容に自信があるからこそできることであり、誠実な本だと思う。

チョイ上の自分史わたし本なら文研ビズ

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