読み手を意識して書く

2011/3/1 火曜日 – 11:43:16

文書を書くときの考え方(企画)のちょっとしたコツの紹介です。

自分史を書くということは、長い文章を作成することです。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか?
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。

実際の読み手と、書き手がイメージする読み手が異なることがあります。
当たり前ですね。
このときは書き手と実際の読み手は対等にならないのですが、書き手がしっかりと読み手を意識した文書なら、大丈夫なのです。
読み手をしっかりと意識した書いた文書では、実際の読み手は、書き手がイメージした読み手を、読み取ることができるからです。
「あ、この文書は ○○を想定して書いた文書か。ぼくは○○じゃないから、違和感を持つのも当たり前だな」という気持ちで読むことができるからです。

例えば。
ぼくは中年のオッサンですが、子ども向けの絵本を手に取ったとします。
「何だ、こんな幼稚なことを書いて」と憤慨することはありません。

例えば。
ぼくは経済のことをよく知りませんが、経済学を噛み砕いたビジネス書を読んだとします。
「知らない言葉がいっぱい出てくる。それも変な外来語。なんなんだこの欧米かぶれの著者は。。。」と憤慨することもなく、意味がわからず読み進められない場合は、語句の意味を調べます。

それもこれも書き手が読み手をイメージして書いた文書だからです。


チョイ上の自分史 わたし本 を作ろう!

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