マニュアル制作の実践-25-
2011/1/27 木曜日 – 12:09:16マニュアルはどのように制作されていくのかを説明しながら、テクニカルライターの仕事ぶりや考えていることを紹介していこうと思います。
お題は「おにぎりの作り方」です。これなら、誰もが内容を想像できますからね。
自分史を書くということは、長い文章を作成することです。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか?
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。
推敲段階になると、一般的な話に終始しそうです。
といいながら、前回の推敲する観点で思い出したことがあります。
・使用するお客さんにとって分かりやすいか、
マニュアルや取扱説明書の読み手は、ユーザーではなくお客さんなのです。
これと同じく「取り扱うのは製品ではなく商品だ」という考え方があります。
この視点で製品開発したり、マニュアルを制作するだけで、ぐんと品質の高い「商品」ができたり、「分かりやすいマニュアル」ができるのです。
ユーザーというと単なる使用者ですが、お客さんというと「わざわざ対価を払ってその商品を使おうとしてくれた人」です。
意気込みが違うし、書き手も「お金払ってもらっているんだから、お客さんには元を取ってもらわないと」という商道徳が芽生えるからです。
【お願い】ところで。
目次に掲げた内容の原稿を書く資料がありません。
握り方の手順は書けますが、「おいしさにトライする」の方は資料がないのです。
どなたか「おいしさにトライする」に関する資料を提供してもよいという方がおられましたら、お願いします。
データが揃えば、書いてみたいと思うのです。