マニュアル制作の実践-24-
2011/1/20 木曜日 – 9:43:21マニュアルはどのように制作されていくのかを説明しながら、テクニカルライターの仕事ぶりや考えていることを紹介していこうと思います。
お題は「おにぎりの作り方」です。これなら、誰もが内容を想像できますからね。
自分史を書くということは、長い文章を作成することです。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか?
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。
原稿執筆段階になると、ただひたすら書き続けるだけの作業です。
しかし、「おにぎりの作り方」については、目次に掲げた内容の原稿を書く資料がありません。
握り方の手順は書けますが、「おいしさにトライする」の方はちょっと。
というわけで、どなたか「おいしさにトライする」に関する資料を提供してもよいという方がおられましたら、お願いします。
データが揃えば、書いてみたいと思います。
ということで、原稿を書き上げたとして、今回からは推敲段階のことを話します。
推敲段階で何をするかというと。
・原稿が正しいか
・表現は適切か
・使用するお客さんにとって分かりやすいか
・発行元からの提供情報として適切か
これらについて吟味していくわけです。