言葉の豆知識-誤用に注意-104-
2010/9/12 日曜日 – 15:34:40文章を書くテクニック・文書を作成するノウハウ、メールやビジネス文書のコツ。
文書を書くのに便利な情報を毎日公開しています。
今日は意外とまちがいやすい言葉の紹介です。
自分史を書くということは、長い文章を作成することです。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか?
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。
調子に乗って、度を超すことは「羽目を外す」と言います。
「羽根を外す」ではありません。
似ている言葉に、「羽根を伸ばす」というのがありますね。
うるさい人がいる環境で、そのうるさい人が席を外すと、ついやってしまうのが、両手を伸ばしつつ「あー」とつぶやく動作。
そういう人多いですよね。
鬼の居ぬ間に洗濯と同じ意味です。これが「羽を伸ばす」です。
羽目を外すの「羽目」は馬銜(はめ)なのです。はみのことです。
馬の手綱の先の金具のことです。
これを外して、馬が自由に動き回るサマが「羽目を外す」なのです。
まとめると、「羽根を伸ばしすぎて、羽目を外してしまいました」といったところでしょうか。
お気をつけて!
そのうちに×の意味に変わっていくかもしれませんが、今のところは○の意味です!