社長は食べられました

2010/8/7 土曜日 – 12:06:13


書名:社長は食べられました 問題な日本語を克服する「敬語力」養成講座
著者:山田永

自分史を書くうえで、市販の書籍は参考になります。
市販の書籍は、プロの作家がプロの編集者と二人三脚で出版した本ですから、自分史作成の基本要素である、テーマ・題材・構成・文章表現、いずれも自分史を実際に書くときのお手本になるに違いありません。
自分の知識と経験を綴るカタチの自分史を書くときも参考文献は必要です。
ここではわたしが読んだ本を感想文のカタチで紹介します。自分史を書く際の参考情報になれば幸いです。

世の中には「バイト敬語」というものがあるらしい。
「おかしな」日本語だということで、それを使うアルバイトの人までもが揶揄されているのだが、それは間違いで。
その「バイト敬語」を使えと指示した正社員が日本語を知らないのが原因なのだ。

そのバイト敬語を揶揄するのは、大方の人はできる。ぼくもできる。
ところが日本語は奥が深く、それ以外にもおおかたの現代人が間違った使い方をしている敬語の誤用を追求しているのが本書だ。
もう「バイト敬語」をばかにできない! なぜなら、同程度の間違いを自分もしていたからだ。

というわけで、恐れを知らない命知らずは、この本を読んでも大丈夫だろう。
および、真摯に反省する素直な心の持ち主も、読んでも良いだろう。

「自分は品の良い日本語を知っている」と思いつつ、ペットに朝ご飯をあげたり、大切に育てている観葉植物に水をあげている人たちは読まない方がいい。

チョイ上の自分史 わたし本 を作ろう!

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