マニュアルがわかりにくいときの対処-2-

2010/6/3 木曜日 – 10:54:46

文章を書くテクニック・文書を作成するノウハウ、メールやビジネス文書のコツ。
文書を書くのに便利な情報を毎日公開しています。
ぼくはテクニカルライターをかれこれ20年やってきました。
そこにも、作文のテクニックが隠れているかも!?

自分史を書くということは、長い文章を作成することです。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか?
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。

以前、確かNHKのためしてガッテンでやっていたことですが、
マニュアルがなぜ難しいかを調べるために、みんながマニュアルのどこを見ているかをアイカメラで調べていました。
すると、本文欄のとなりにある「メモ」とか「ヒント」とか「注意」などのアイキャッチがついた部分を読んでいたのです。

この「メモ」とか「ヒント」とか「注意」などのアイキャッチがついた部分ですが、本文じゃないのですから、レアケースの情報なんです。
だから、テクニカルライターは、本文に書かないのです。
すると、サポート部隊の人が「これは大事なことだから絶対書いてください」などといった横やりを入れて、しぶしぶ脇の余白に、記載するのです。

あんなもの、気休めにしか過ぎないのに。

チョイ上の自分史 わたし本 を作ろう!

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