書き上手―「天声人語」の文章術

2010/5/11 火曜日 – 19:03:57


書名:書き上手―「天声人語」の文章術
著者:栗田亘

自分史を書くうえで、市販の書籍は参考になります。
市販の書籍は、プロの作家がプロの編集者と二人三脚で出版した本ですから、自分史作成の基本要素である、テーマ・題材・構成・文章表現、いずれも自分史を実際に書くときのお手本になるに違いありません。
自分の知識と経験を綴るカタチの自分史を書くときも参考文献は必要です。
ここではわたしが読んだ本を感想文のカタチで紹介します。自分史を書く際の参考情報になれば幸いです。

天声人語といえば、ぼくは入試問題を思い出す。
天声人語は、入試問題の問題文に使われるのだ。という意識があって。
しかしながら、「うまい」という認識がないのだ。
社会人になって、朝日新聞を取り続けて四半世紀。年々レベルが下がっていると思っているのが天声人語だ。
今の天声人語ならぼくでもかけると暴言するくらいに(まあ、そんなことはないのだけれど)。

ところが、執筆者の話を聞くと、やはり相当なモノなのだということが分かる。
ここまで気を配って書いていたのかと改めて感心する。
最もその内輪話がなければ通用しないのが、限界なのかもしれない。

この本を読んで分かったのは、朝日新聞の記者たちは、玄人受けする文章修行をしているのだということ。
新聞を読む人は素人なのにも関わらず。
だから、入試問題を作るような玄人には、たまらない上出来のコラムなのだろう。。。

チョイ上の自分史 わたし本 を作ろう!

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