取材は2時間まで
2010/3/16 火曜日 – 10:45:23文章を書くテクニック・文書を作成するノウハウ、メールやビジネス文書のコツ。
文書を書くのに便利な情報を毎日公開しています。
今日は文書を書くときの考え方(企画)のちょっとしたコツの紹介です。
自分史を書くということは、長い文章を作成することです。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか?
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。
取材は長くても2時間をメドに行いたいものです。
その限られた時間に、何を聞くか、話してもらうのか。
取材する人と取材される人との間に、合意が取れていないと、2時間は得るものの少ないものになってしまいます。
友だちと雑談していると2時間なんてあっという間ですよね。それと同じです。
初対面の人とは話が弾まないタイプの人には、2時間は苦痛でしかないでしょう。
取材ですから、当然のことと思いがちですが、意外とおろそかになっているのです。
例えば、小学校時代の思い出を聞くとします。
何を聞くか、話してもらうのか。
「小学校時代の思い出」ですね、なんていっていると、2時間は得るものの少ないものになってしまいます。
小学校時代の思い出にもいろいろありますよね。
仲良しとのふれあい。先生との交わり。小学校の立地や通学路。
仲良しのふれあいにしても。
どんな遊びをしていたのか、どんなケンカをしてどのような仲直りしたのか、他の友だちとその仲良しの決定的な違いは?
突き詰めれば突き詰めるほど、絞ることができます。
絞るだけ絞るときの取捨選択した事柄はメモしておきます。
取材される側は、あなたの意図通りの情報を出してくれないこともあります。
そんなとき、取捨選択した事柄で話題を広げていくのです。
テーマは絞るだけ絞る。
いかように脱線しても、話に詰まっても、話の流れを途切れさせないネタは準備しておく。
これだけの準備をして取材に臨めば、恐いものはありません!