実録 田中角栄と鉄の軍団〈上〉奇跡の天下取り

2010/1/9 土曜日 – 17:53:29


書名:実録 田中角栄と鉄の軍団〈上〉奇跡の天下取り (講談社プラスアルファ文庫)
著者:大下英治

自分史を書くうえで、市販の書籍は参考になります。
市販の書籍は、プロの作家がプロの編集者と二人三脚で出版した本ですから、自分史作成の基本要素である、テーマ・題材・構成・文章表現、いずれも自分史を実際に書くときのお手本になるに違いありません。
自分の知識と経験を綴るカタチの自分史を書くときも参考文献は必要です。
ここではわたしが読んだ本を感想文のカタチで紹介します。自分史を書く際の参考情報になれば幸いです。

田中角栄は戦後を代表する政治家なのだけれど、実際の総理大臣の頃はぼくは小学生だったので、よくは知らない。
まして、日米繊維交渉やテレビ局の免許認可でその実力を発揮したことは全く知らない。
ぼくが知っている頃と言えば、目白の闇将軍となった頃なのだ。

しかしながら、いまでもその存在感は大きいので、田中角栄本はつい読んでみたくなる。
政治家を取り扱う本となると、提灯ものかその真逆かということになるのだけれど、
大下さんが書くと、客観的に書いている気がする。
何せ、その実体を覚えていないので、何ともおぼつかない話しなのだが。

上巻では、総理の座につくまでの話しだ。中巻を読みたくなる。
善人か悪人かは分からないが、魅力・オーラのある人であることは確かだ。

自分史を書くならわたし本の文研ビズ

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