簾(すだれ)の数え方
2009/12/25 金曜日 – 10:51:36文章を書くときに、助数詞を活用していますか?
自分史を書くということは、長い文章を作成することです。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか?
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。
モノを数えるときに、個(コ)あるいは本だけですませるより、ほかの助数詞を使ってみるとキラリと光る文章に早変わりします。
ささいなことですが、お試しください。
簾(すだれ)の数え方、知っていますか?
簾は「張り」です。
使用状況から連想された助数詞です。
その民芸店は入り口に簾を2張り下げている。
その民芸店は入り口に簾を2コ下げている。
ね、雰囲気がかなり違いますよね。
2コだととても小さなおもちゃのような簾を連想します。