ビジネスで恥をかかない日本語のルール

2009/11/16 月曜日 – 18:43:07


書名:ビジネスで恥をかかない日本語のルール
著者:白沢節子

自分史を書くうえで、市販の書籍は参考になります。
市販の書籍は、プロの作家がプロの編集者と二人三脚で出版した本ですから、自分史作成の基本要素である、テーマ・題材・構成・文章表現、いずれも自分史を実際に書くときのお手本になるに違いありません。
自分の知識と経験を綴るカタチの自分史を書くときも参考文献は必要です。
ここではわたしが読んだ本を感想文のカタチで紹介します。自分史を書く際の参考情報になれば幸いです。

第1章だけを読んで放り出す人は多いだろう。
ぼくも、「なんだ、このおばさんは。理屈ばかりでしょうもない。ロボットや機械相手になら通じるだろうが、人間相手になら、こんな使えない『日本語のルール』はないだろう!」と思っていた。

ところがだ。4章あたりから、説得力が増してくるのだ。
しかしながら、4章は、意外と知らない電話のルールなので、日本語のルールからは逸脱しているけれど。

改めて白沢さんの経歴を見てみると、日本語の先生ではなく、ビジネスマナーの先生だったのだ。
道理で。
マナーに特化していればいいものを、それを『日本語のルール』などと大きく構えてしまったので、つい杓子定規なことを言ってしまい、説得力を失ったというわけだ。
そして、自分の土俵であるマナーに近づくにつれ、説得力を増してきたというわけだ。

そう思って読めば、この本は外れではない。

自分史を書くならわたし本の文研ビズ

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