A4一枚で書類はまとめなさい

2009/10/28 水曜日 – 12:55:54


書名:A4一枚で書類はまとめなさい (Biz plus α)
著者:矢矧晴一郎

自分史を書くうえで、市販の書籍は参考になります。
市販の書籍は、プロの作家がプロの編集者と二人三脚で出版した本ですから、自分史作成の基本要素である、テーマ・題材・構成・文章表現、いずれも自分史を実際に書くときのお手本になるに違いありません。
自分の知識と経験を綴るカタチの自分史を書くときも参考文献は必要です。
ここではわたしが読んだ本を感想文のカタチで紹介します。自分史を書く際の参考情報になれば幸いです。

1枚企画書というのは、矢矧さんだけが主張しているものではない。
このテーマはいろんな人が主張しているのだけれど、奥が深いというか、いろんな手法があるようだ。
不思議なことに、文書屋で、1枚企画書を主張している人は少ないように思える。
文書が短くなれば、文書屋の出番が減るからだろうか? その発想は寂しいけれど。

書いたらすぐ校正できると思っているところを見ると、矢矧さんは文書作成の専門家ではない。
文書の専門家でないから、大胆にいえるのだろうけれど。
書名だから、「A4一枚で書類はまとめなさい」なんてことを言っているけれど、この人は実際には
「A4一枚で書類のサマリーを書いて、それを表紙代わりにしなさい」なんじゃなかろうか。

本を買ってもらうためには、「A4一枚で書類はまとめなさい」くらいのことをいわないといけないだろうけれど。

自分史を書くならわたし本の文研ビズ

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