お洒落な大人の盆栽入門

2008/2/5 火曜日 – 11:39:58

書名:お洒落な大人の盆栽入門
著者:森前誠二

自分史を作成するうえで、市販の書籍を参考にすることはよいことだと思います。もちろん度を超して盗作になってはいけません。
プロの作家がプロの編集者と二人三脚で出版した本ですから、自分史作成の基本要素である、テーマ・題材・構成・文章表現、いずれも自分史を実際に作成するときのお手本になるに違いありません。
また自分史として自分の知識と経験を綴るにしても、情報収集は必要です。取材に行くこともあるでしょうし、参考文献を読破するも必要なことです。
ここではわたし、野見山肇が読んだ本を感想文のカタチで紹介します。自分史を作成する際の参考情報になれば幸いです。

ひょんなことから盆栽のことを勉強しているのです。
ぼくの先入観では、盆栽とは、のびのびと育つべき草木を、小さな鉢に押し込んでミニチュアとして鑑賞する、ある種の植物虐待なのではないか、人間のエゴではないか。そもそも中国から渡ってきたと言うけれど、中国はかつて纏足という風習もあったそうだから。
というものでした。

しかし、どうもそうではないのです。極端な思い違いなのでした。
鉢に合わせて自然に生育するので、この鉢の大きさならこのくらいと、自分で生育の範囲を決めているそうです。虐待でも何でもないそうです。
(これは友人から聞いた話)

さて、盆栽が我が家(自分の部屋)にあるということは、そこに小宇宙が登場するということなのです。
その中には、自分も存在しているはずなのです。
盆栽されいれば、素直な自分とも会話できるかもしれない。志高い自分とも向き合えるかもしれない。
何よりも、草木と会話できるかもしれない。
盆栽を育てると言うことは、生き物を育てることですから。

チョイ上の自分史わたし本なら文研ビズ

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